やっと甲状腺機能低下症へ

平成29年12月、病院だった。

結果は、バセドウの数値を示してた。

TRAbも、正常値に近づいていたのに、バセドウ発症時に戻っている。

体がきついと言っても、医者はバセドウのせいではないと言う。

メルカゾールも飲めない。

もう、アイソトープは微量にしか取り込めなかったし、甲状腺も大きさは変わらない。

次にもしも、バセドウのままであったなら、遠いけど、甲状腺で有名な病院に紹介状を書いてもらおう。

二度とアイソトープは飲みたくない!

メルカゾールを一生飲んでいくことの方が楽だ。

この待ち時間は地獄のような日々だった。

体のきつさ、うつ、などなど。

 

そして、2か月後の今日

5%の希望を持って病院へ。

診察室の扉を開けると先生らしくないことを言われる。

「体がきついでしょう」

私はぶっきらぼうな言い方だったかもしれないけれど、「はい」と答えた。

「長かったけど、低下症になりましたよ」

「え?」

TSHは100になっていた。

100??今まで見たことがない、数値。

0,01未満だったのに。

「今日からチラージンを出します」

涙が出そうでした。

そう言われてみれば、最近急に低下症の症状になっている。

あんなに汗をかいていたのに、岩盤浴に行っても、一滴も汗をかかない。

寒いからだろうと思っていた。

どんなに保湿しても肌が乾燥する。

エアコンのせいだと思っていた。

声がかすれる、やる気がない、など他にも色々な症状があったが、バセドウのせいだと思っていた。

違った、低下症の症状だった。

チラージンの量の調節のため、来月に診察。

 

成功したんだ、微量にしか取り込めなかったアイソトープさん、少数で頑張ってくれたんだ、その時、少い人数?でせっせと甲状腺工場を壊してくれたアイソトープさんに感謝した。

 

チラージンは薬局を出て、車の中ですぐ飲んだ。

最初の2週間は50μgから、後の3週間は75μg。

 

とにかく、薬が飲みたかった、もうこんな辛さはいやだ!

 

すぐ、効くわけではないのに。

 

チラージンが効くまでにまだまだ時間がかかるけれど、気持ちの上では本当に晴れ晴れとしている。